拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格段のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
この度、材料開発を加速する「原子スケールシミュレーション活用セミナー」を開催する運びとなりました。当社が開発整備している「原子スケール材料シミュレータmatelier」の概要とその中核ソフトウェアである第一原理擬ポテンシャルバンド計算PHASE/0活用事例を中心に、最新情報をご提供いたします。
お客様からお二方に、第一原理バンド計算を活用した最先端研究をご紹介いただきます。「磁性・スピントロニクス材料の第一原理計算」では、スピン軌道相互作用が起源となる磁気物性(特に結晶磁気異方性と磁気ダンピング)の理論解析についてご説明いただきます。基礎物性として興味深いのはもちろんのこと、デバイス応用が強く意識されている成果です。また「第一原理分子動力学グラフェン成長シミュレーション」では、PHASE/0による大規模第一原理分子動力学計算の結果をご紹介いただきます。実験では観測できない超高速現象をシミュレーションで捉えた成果です。
第一原理バンド計算周辺技術を使いこなすと、材料シミュレーションの適用範囲が拡がります。そこで当社から、強結合近似に基づく伝導計算、古典分子動力学による反応解析などの使用例と併せて、計算入力ファイル作成の補助や、パラメータスタディ等を効率よく遂行するための自動実行に役立つ、Pythonを中心としたツール群の利用方法をご説明します。
材料開発の効率化を図りたい方、実験結果の解釈に手際良くシミュレーションを活用したい方など、原子スケールの材料シミュレーションの活用にご興味のある皆様のご参加をお待ちしております。
日 時: | 2019年7月31日(水)13時00分から16時45分まで(受付開始:12時30分) |
会 場: | アイオス五反田会議室(アクセス) |
定 員: | 40名 |
主 催: | 株式会社アスムス |
参 加 費: | 無料(事前登録が必要です) |
お申込み方法: | 本セミナーは終了しました。多数ご参加下さり、ありがとうございました。 |
主な対象者: |
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時間 | 内容 |
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12:30~13:00 | 受付 |
13:00~13:05 | 主催者挨拶 |
13:05~13:30 | 原子スケール材料シミュレータmatelierと関連サービスのご紹介
代表取締役 宇佐見 護 |
13:30~14:10 | 【お客様ご講演】磁性・スピントロニクス材料の第一原理計算 国立研究開発法人物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点 磁性理論グループ グループリーダー 三浦 良雄 様 |
14:10~14:50 | 【お客様ご講演】第一原理分子動力学グラフェン成長シミュレーション 日本ゼオン株式会社 総合開発センター 基盤技術研究所 小野 裕己 様 |
14:50~15:05 | 休憩 |
15:05~15:25 | 第一原理「分光」シミュレーション
技術部 主任研究員 田上 勝規 |
15:25~15:40 | 古典分子動力学計算による反応シミュレーション
技術部 主任研究員 甲賀 淳一朗 |
15:40~16:00 | 電子状態計算に基づく電気伝導解析
技術部 主任研究員 田上 勝規 |
16:00~16:30 | 材料シミュレーションにおけるPythonツール群の利活用
技術部 主任研究員 甲賀 淳一朗 |
16:30~16:45 | 閉会の挨拶 |
16:45~ | Q&Aならびに個別相談 |
※ 閉会後、お手持ちの技術課題に対する個別相談(無料)を承ります。事前のご予約をお勧めします。
※ プログラムは都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
メール: | info@asms.co.jp |
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電話: | 03-6450-2531 |